使用上のご注意
液晶プロジェクターについて
液晶プロジェクターは非常に精密度の高い技術で
作られていますが、黒い点が現われたり、赤と青、
緑の点が消えないことがあります。また、すじ状
の色むらや明るさのむらが見える場合もあります。
これらは、液晶プロジェクターの構造によるもの
で、故障ではありません。
また、複数台の液晶プロジェクターを並べてスク
リーンへ投射する場合、プロジェクターごとに色
合いのバランスが異なるため、同一機種の組み合
わせであってもそれぞれ色合いの違いが目立つ場
合があります。
スクリーンについて
表面に凹凸のあるスクリーンを使用すると、本機
とスクリーン間の距離やズーム倍率によって、ま
れに画面上に縞模様が現れる場合があります。こ
れは本機の故障ではありません。
結露について
プロジェクターの設置してある室内の急激な温度
変化は結露を引き起こし、故障の原因となります
ので冷暖房にご注意ください。
結露とは、寒いところから急に暖かい場所へ持ち
込んだとき、本体の内部に水滴がつくことです。
結露が起きたときは、電源を入れたまま本機をそ
のまま約 2 時間放置しておいてください。
ファンの音について
プロジェクターの内部には温度上昇を防ぐために
ファンが取り付けられており、電源を入れると多
少音を生じます。これらは、液晶プロジェクター
の構造によるもので、故障ではありません。しか
し、異常音が発生した場合にはお買い上げ店にご
相談ください。
部屋の照明について
直射日光や室内灯などで直接スクリーンを照らさ
ないでください。美しく見やすい画像にするため
に、以下の点を参考にしてください。
・ 集光形のダウンライトにする。
・ 蛍光灯のような散光照明にはメッシュを使用す
る。
・ 太陽の差し込む窓はカーテンやブラインドでさ
えぎる。
・ 光を反射する床や壁はカーペットや壁紙でおお
う。
お手入れのしかた
お手入れをする前に、必ず電源プラグをコンセン
トから抜いてください。
エアーフィルターのお手入れについて
・ 必ず定期的にエアーフィルターのクリーニング
をしてください。
・ クリーニング方法については、 エアーフィル
ターをクリーニングする をご参照ください。
レンズ面のお手入れについて
レンズの表面は反射を抑えるため、特殊な表面処
理を施してあります。誤ったお手入れをした場合、
性能を損なうことがありますので、以下のことを
お守りください。
・ レンズに手を触れたり、 固いもので傷をつけたり
しないようにご注意ください。
・ レンズ表面についた汚れは、 クリーニングクロス
やメガネ拭きなどの柔らかい布で軽く拭いてく
ださい。
・ 汚れがひどいときは、 クリーニングクロスやメガ
ネ拭きなどの柔らかい布に水を少し含ませて、 拭
きとってください。
・ アルコールやベンジン、シンナー、酸性洗浄液、
アルカリ性洗浄液、研磨剤入り洗浄剤、化学ぞう
きんなどはレンズ表面を傷めますので、 絶対に使
用しないでください。
外装のお手入れについて
・ 乾いた柔らかい布で軽く拭いてください。 汚れが
ひどいときは、 薄い中性洗剤溶液を少し含ませた
布で拭きとり、乾いた布でカラ拭きしてくださ
い。
・ アルコールやベンジン、シンナー、殺虫剤をかけ
ると、表面の仕上げを傷めたり、表示が消えてし
まうことがあるので、使用しないでください。
・ 布にゴミが付着したまま強く拭いた場合、 傷が付
くことがあります。
・ ゴムやビニール製品に長時間接触させると、 変質
したり、塗装がはげたりすることがあります。
この装置は、クラス B 情報技術装置です。この
装置は、家庭環境で使用することを目的としてい
ますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機
に近接して使用されると、受信障害を引き起こす
ことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをして下さ
い。
本機は「高調波電流規格 JIS C 61000-3-2 適合品」
です。
警告
設置の際には、容易にアクセスできる固定配線内
に専用遮断装置を設けるか、使用中に、容易に抜
き差しできる、機器に近いコンセントに電源プラ
グを接続してください。
設置・使用時のご注意
VCCI-B
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