しく調整されているかどうかを確認する必
要 が あ り ま す 。 適 切 に 調 整 さ れ て い れ
ば、10分間の吊り下がりテスト中に呼吸困
難や痛みは生じません。
4 a+b. タイインループが正しい位置に取り付
けられていることを確認してください。 タ
イインループが捻れないようにします。使
用中は調整部品、結合位置、結び目を定期
的に確認してください。
5. ロープで体を固定するには、8の字結びの
使用を推奨します。
6a. ウエストベルトとタイインループにロー
プを直接通してつなぐときの正しい結び方
6b. 結束リングにロープをつなぐときの正し
い結び方
6c. 二つのカラビナを連結してロープをつな
ぐときの正しい結び方
6d. 左右対称に結合点が付いたウエストベル
トトにロープをつなぐときの正しい結び方
6e. 左右対称に結合点が付いた全身ハーネス
(タイプA)にロープをつなぐときの正しい
結び方
6f. 左右対称に結合点が付いたウエストベル
トトにロープをつなぐときの正しい結び
方。
6g. メタルDリングを備えたクライミングハ
ーネスの場合、ベルトはDリングに取り付け
ることができます。
7a. ウエストベルトトにしかロープを通して
いない誤った結び方
7b. タイインループにしかロープを通してい
ない誤った結び方
7c. ギアループは決して結合点として使用し
てはなりません。
7d. 左右対称に結合点が付いたベルトで、片
方の結合点のみにロープを結びつけて体を
固定すると、致死事故を招く可能性があり
ます。
8a+b. 子供用全身ハーネス(タイプB)の最
大許容重量は40 kgです。
8c+d. 背中に付けたベルトループにロープを
つなぐ場合、ロック式カラビナで前部にあ
る2つのタイインループを連結しなければな
りません。
9a. 特に子供、経験の浅い使用者、重いリュ
ックサックを背負っているなどに上半身が
意図せず傾斜してしまう危険がある場合、
ラップベルト(タイプC)は必ずチェストベ
ルト(タイプD)と組み合わせて使用してく
ださい。チェストベルト(タイプD)とラッ
プベルト(タイプC)の連結には、最低15
kNの耐荷重性をもつ(5 kNごとの目印線が3
本入ったタイプ)ベルトをそれぞれに通
し、結び目をつくります。下側の結び目を
みぞおちのあたりに位置させてください。
9b. あるいは、ロープをチェストベルトのル
ープに直接通すこともできます。
9c. ラップベルト(タイプC)を付けない状
態では、チェストベルト(タイプD)を使用
しないでください。
10. 安全装置やカラビナは、タイインループ
に直接固定できます。
11. タイインループの付いたビアフェラータ
セットやシステムを結束リングに取り付け
るときには、いかり結びにします。
12. ギアループはギアを取り付けるためだけ
に使用でき、それで運べる荷重は最大5 kgに
設計されています。
13a. 荷重を伝達するネジ部品が正しく取り
付けられていることを、定期的に検査して
ください。