故障
バッテリーの消耗が通常より
も早い。
バッテリーが 「カチッカチッ」
と音がするまでロックされな
い。
ロータリーハンマードリルあ
るいはバッテリーが熱くなる。
先端工具をロックから取り出
せない。
先端工具が切削しない。
10
オプションのアクセサリー
10.1
DCD 集じんリング
DCD 集じんリングはHilti ロータリーハンマードリルのアクセサリーとして使用するものです。これは頭上作
業で発生する粉じんの大部分を集め、 迅速かつ簡単にロータリーハンマードリルに固定することができます。
10.2
TE DRS-6-A / TE DRS-6-A OSHA 集じんモジュール
TE DRS6A 集じんモジュールは、Hilti のTE 6A36 ロータリーハンマードリル用のアクセサリーとして使
用するものです。この集じんモジュールは発生する粉じんの大部分を集め、迅速かつ簡単にロータリーハン
マードリルに固定することができます。集じんモジュールにはサクションファンが内蔵されています。この
サクションファンは専用モーターから動力を得ます。ロータリーハンマードリルをオンにすると、モジュー
ルはロータリーハンマードリルのバッテリーから動力のための電流を得ます。
この集じんモジュールは、金属や木材への作業には適していません。
条件: TE DRS-6-A OSHA
TE DRS-6-A OSHA はOSHA 1926.1153 基準を満たしています(Table 1) 。フィルター清掃メカニズムを
装備しています。
10.2.1 集じんモジュールを取り付ける
取付けの前に、固定ポイントおよびロータリーハンマードリルと集じんモジュールの電気接続部に埃
がなく、スムースに動くことを確認してください。
1. 集じんモジュールに損傷がないか点検してください。
2. テレスコープがスムースに動くか点検してください。
3. ロータリーハンマードリルの正回転/逆回転切り替えスイッチを中立の位置にします。
4. デプスゲージをサイドハンドルから取り外します。
5. 集じんモジュールを、ロックされるまで前方から本体へとスライドさせます。
6. 取付けの後、集じんモジュールが正しくロックされていることをチェックしてください。
10.2.2 集じんモジュールを使用しての穿孔作業
1. 集じんモジュールを始動させるには、ロータリーハンマードリルの制御ボタンを押します。
2. 吸引能力が最大になるまで、制御ボタンを押し続けてください。
3. サクションヘッドを母材に垂直に接触させます。
4. 穴を穿孔し、できるだけ多くの粉じんを吸引するよう製品をゆっくり穿孔穴から引き抜きます。
*2100249*
考えられる原因
周囲温度が低すぎる。
バッテリーのロックノッチが汚れ
ている。
電気的故障
ロータリーハンマードリルの過負
荷。
チャックが完全に引き戻されてい
ない。
ロータリーハンマードリルが逆回
転になっている。
機能切り替えスイッチが「回転の
み」
に設定されている。
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2100249
解決策
▶ バッテリーをゆっくり室温まで
暖める。
▶ ロックノッチを清掃してバッテ
リーを改めてロックする。
▶ ロータリーハンマードリルを
直ちにオフにする。バッテリー
を取り外して点検する。バッテ
リーを冷ます。Hilti サービスセ
ンターに連絡する。
▶ より出力の大きな装置を選択す
る。
▶ チャックロックスリーブをス
トップ位置まで引き戻し、先端
工具を取り外す。
▶ 正回転/逆回転切り替えスイッ
チを正回転にする。
▶ 機能切り替えスイッチを「回
転 + 打撃」
にしてください。
日本語
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