1. 般的な安全についての指示
ROCOOL 600 は国家規格による専門的な認証を受けた人以外は使用しないでください。
始めに使用する前に本操作説明書をよく読んで誤った使い方をしないようにしてください。
ROCOOL 600 は下記に示す以外の冷却剤と一緒に使用しないでください。その他のガスまたは液
体はROCOOL 600 と一緒に決して使用しないでください。
作業温度範囲内にない環境で組立て補助器具を使用または保管しないでください。
ROCOOL 600 を雨水またはその他外部からの液体に晒さないでください。
取付け補助器具の最大圧力 60 bar を決して超えないようにしてください。超えると修
復できない損傷をセンサーに与える可能性があります。観察メガネを損傷する危
険もあり、ユーザーにけがをさせる場合があります。
すべての作業中安全手袋、安全メガネなどの保護具を必ず着用してください。
ROCOOL 600 を高所から落とさないようにしてください。
バルブを締め過ぎないでください。締め過ぎるとバルブの気密性を永久的に低下させます。
ROCOOL 600 には純正の Rothenberger アクセサリ (外部真空プローブ、レッド ボックス) 以
外を接続しないでください。
2. 真空プローブの使用法
2.1 準備
1. Start (1) を 3 秒間押して ROCOOL 600. の電源を入れます。
2. 充填ホースで ROCOOL 600 の低圧ポート (14) にシステムの低圧ポートを接続します。 同様
に、できれば高圧側を充填ホースで接続します。
3. 中型 T コネクタ (16) には真空ポンプおよび冷却剤タンク (15) が接続できます。
充填中真空ポンプに過度の圧力が加わらないようにするため、Rothenberger は遮断バルブ付
き充填ホースの使用を推奨します。
2.2 真空プローブの接続
1. 真空プローブのプラグをソケット (10) に、 ¼" SAE F コネクタをマニホールド本体 (9)
または冷却剤システムのコネクタに T コネクタで接続します。 真空度の測定は真空プロ
ーブが冷却剤システムの近くに接続されていればいるほど正確になります。
2. Mode (5) を押して真空モードに変更します。
3. 真空モードでは Set ボタン (4) で真空ユニットを調整することができます。
4. 真空ポンプのスイッチを入れ真空ポンプからシステムまでの経路を開いて排気を開始します。
5. 真空度の測定は 5000 ミクロンのレベルから開始しますが、 250 ミクロン単位で変わりま
す。
6. 500 ミクロンのレベルまで十分な真空度に達するとすぐに緑色の LED が点滅します。
7. システムの中に残っていた湿気がすべて排気されたことが確認できたら真空ポンプを止めま
す。
8. 500 ミクロン以下の真空度レベルを 30 分間保持すると LED が点灯したままになります。
9. 充填プロセスの前に、システムごとにマニホールドから真空プローブを切り離して真空プロ
ーブに圧力がかからないようにします。
3. ドキュメント
ドキュメントについては、レッド ボックスの操作説明書を参照してください。
英語
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