飛散物の危険
本工具を操作する際やメンテナンスを行う際には、 常に保護眼鏡等の保護具を着用してください。 使用のたびに必要な保護レベルを評
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価し、 サイドシールドの付いた耐衝撃性のあるメガネ、 ゴーグル、 またはこれらのメガネを覆うフルフェースシールドを含める必要があり
ます。
作業物が固定されていることを確認してください。 可能な場合は必ず、 クランプや万力で作業物を固定してください。
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ワークピース、 ソケッ ト、 工具駆動端、 延長コード、 付属品の不具合は高速飛散物を生成することがあります。
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騒音の危険
本工具を操作する際には、 常に耳栓等の保護具を着用してください。
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高レベルの騒音にさらされると、 永久的で、 生活に支障が及ぶような聴力損失および耳鳴り(耳の共鳴、 ブーンという音、 ヒューヒューと鳴
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る音、 ブンブンうなる音)などのその他の問題にいたる恐れがあります。 従って、 リスク評価とこれらの危険の適切なコントロールの実施を
必ず行う必要があります。
騒音の危険によるリスクを軽減するための適切なコントロールには、 ワークピースから 「耳鳴り」 を防ぐための制震材料などのアクション
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が含まれます。
工具にサイレンサーが付いている場合、 それが所定の位置にあり良好な状態にであることを常に確認してください。
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操作の危険
オペレータとメンテナンス管理者は工具のバルク、 重量、 電源を物理的に処理できる必要があります。
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工具を使用する際は、 バランスの取れた正しい姿勢で使用してください。 本工具を操作中に無理に身体を伸ばさないでください。 本工具
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の起動時および操作中には動作や反応トルク、 出力の急変を常に予測し、 十分な注意を払ってください。 オペレータは長時間に及ぶ仕事
の間、 不快感と疲れを回避できるように、 姿勢を変える必要があります。
工具を使用することで、 オペレータの手はつぶれや、 衝撃、 切断、 擦り傷、 熱などを含む危険にされされることになります。 手を保護するた
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めに適切な手袋を着用します。 ただし、 手袋がばね止めや絞り機構を解除する能力を制限しないことを確認してください。
工具が不意に起動するのを防ぐため、 工具が 「オフ」 位置になっていることを確認してから、 加圧してください。 また、 持ち運び時にスロッ
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トルを絞らないでください。 エアーが損失したらスロッ トルをリリースしてください。
工具の潤滑に、 灯油やディーゼル油、 ジェッ ト燃料などの可燃性や揮発性液体を使用しないでください。 推奨され ている潤滑剤のみを使
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用してください。
エアーホース部分を持って工具を持ち運んだり、 引きずらないでください。
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工具や付属品はスロッ トルをリリースした後も短時間動作し続けることがあります。
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リバーシブル工具の場合には、 スロッ トルを操作するときに回転方向がわかるように、 工具を作動させる前にリバーシング機構の位置を
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記録しておいてください。
付属品の危険
工具メーカーが推奨するサイズと種類の付属品と消耗品のみを使用してください。 他の種類やサイズの付属品や消耗品を使用しないで
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ください。
定期的に工具の駆動側を点検し、 ソケッ トリテーナが正しく機能しており、 回転中にソケッ トが外れてしまうほど 過度の摩滅がソケッ トや
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駆動端にないことを確認してください。
良好な状態のインパク ト用ソケッ トと付属品のみを使用してください。 手入れが行き届いていないハンド(クローム)ソケッ ト、 付属品は電
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動工具と共に使用すると、 粉々に砕け飛散することがあります。
ほこ り と蒸気の危険
作業場所にほこ りや蒸気が存在する場合、 適切な防塵マスクを着用してください。
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電動工具を使用しているときに生成されるほこりや蒸気、 およびその使用により仕事の妨げとなる既存のほこりは健康障害にいたる恐れ
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があります(例えば、 癌、 出生異常、 ぜんそく及び/または皮膚炎)。 リスク評価とこれらの危険の適切なコントロールの実施を必ず行う必要
があります。 根源を優先的にコントロールする。
ほこ りが充満する環境でほこりによる障害を最小限に抑えられるように、 排気の方向を定めてください。
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浮遊粉塵や蒸気の集塵、 抽出、 抑制の欠く ことのできない機能や付属品はすべて、 メーカーの指示に従って正しく使用しメンテナンスされ
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る必要があります。
空圧動工具の使用により生じた有害な粉塵や微粒子を吸い込んだり接触しないよう適切な対策を取ってください。
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空圧動サンダー、 鋸、 グラインダ、 ドリル、 その他の工事により生じた粉塵には化学物質が含まれており、 発癌、 先天的欠損症、 その他の
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生殖異常の原因となることが報告されている物質が含まれている場合があります。 この ような化学物質の例を以下に挙げます。
鉛ベースの塗料に含まれる鉛
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レンガやセメント等の石工材に含まれる結晶シリカ
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化学処理された材木に含まれる砒素およびクロム
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このような物質との接触に起因するリスクは、 この種の作業に従事する頻度によって異なります。 これらの化学 物質への接触を少なく
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するため、 換気の良い場所で作業を行ってください。 また、 微粒子を吸い込まないよう 特殊設計が施された防塵マスク等の認可されて
いる安全装具を着用して作業を行ってください。
巻き込み危険
ゆるみのある衣服、 装飾品、 ネックウェアー、 髪の毛、 手袋、 その他のアイテムは、 工具の作業端から十分に離しておかないと巻き込まれる
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原因となります。 巻き込みは窒息、 頭皮剥離、 裂傷、 骨折、 四肢切断を招く恐れがあります。
手袋を着用しているときは特に、 回転ドライブ、 ドライブエクステンション、 その他の付属品を絶対につかまないでください。
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振動の危険
電動工具は使用中に振動する可能性があります。 振動にさらされると手や腕の神経および血液供給に障害を引き起こすことがあります。
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指や手にしびれ、 チクチクする痛み、 疼痛、 皮膚の白化が現れたら、 工具の使用を中止し、 使用を再開する前に資格のある医療専門家の助
言を求めてください。
工具は必要な手の反動力に注意しながら、 軽く しかし手にしっく り馴染むようにつかみます。 振動によってもたらされるリスクは一般に保
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持力が高いほど大きくなります。
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低温条件下で作業するときは防寒服を身に着け、 手を暖かく乾いた状態に保ってください。
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使い古しの、 または適合しないソケッ トまたは延長コードを使用しないでください。 振動が大幅に増加する原因となります。
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インパク トを与えている間ソケッ トや付属品に触れないでください。 切断、 火傷、 振動障害のリスクが増大します。
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