最後に、聞きなれた音源を聴いて、クロスオーバーレベルをローエンドのみが聞こえ、サブから中音が聞こえない位
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置に設定します。一般的に採用されている方法は、サテライトスピーカーの定格の最低周波数を2倍にし、それをク
ロスオーバー周波数として使用することです。
トラブルシューティング
電源が入らない場合、次の各ポイントをチェックします。
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電源コードがアクティブスピーカーの背面パネルの IEC ソケットと電源コンセントに差し込まれているかを確
認します。承認された AC テスターを使用したり、電球が点灯するランプを接続したりして、電源コンセントに
電気がきていることを確認します。場合によっては、電源コンセントを、「オン」になっていない電気のスイッ
チまたはテーブルタップサプレッサで制御できることもあります。
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アクティブスピーカーの電源スイッチが「オン」になっていることを確認します。
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電源表示灯が点灯しているかどうかをチェックします。電源表示灯はサブウーハーの背面パネルにあります。電
源表示灯が点灯しない場合、電源スイッチをオフにして交流電源ヒューズをチェックしてください。ヒューズは
電源コンセントの真下にあります。詳細については、モニターに付属のユーザーガイドを参照してください。
指定電流値より大きな定格のヒューズを使用しないでください。
ヒューズをチェックしたら、電源スイッチをオンにします。電源表示灯が点灯します。
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ヒューズの交換が必要かどうかをチェックします。モニターの電源を入れるとまたヒューズが切れる場合、購入
された販売代理店または配送業者に返送するか、KRK までご連絡になり、サービスの方法についてご相談くださ
い。
一部の音が聞こえない場合
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次のステップに進む前に、上記のトラブルシューティング・セクションの手順を繰り返してください。
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同じ電源コンセントを使って、他のオーディオデバイスが動作しているかどうかチェックしてください。
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オーディオソースのケーブルが、ソースの出力とモニターの入力に接続されていることを確認してください。
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音量調整ノブが時計回りに回しきった位置になっていることを確認してください。
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信号源 (ミキシングコンソール、ワークステーション、CD プレーヤーなど) の出力が適切なレベルになってい
ることを確認してください。
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オーディオソースがモノまたはステレオモードになっていること、あるいはミックスの情報も別々にパンされる
ことで、異なる解除が生じることを確認してください。ステレオでは音が聞こえるけれど、モノでは聞こえない
場合、左チャンネルと右チャンネル間の長い遅延、または極性反転による位相解除が原因の可能性があります。
マッチングケーブルで極性の逆転を防止してください。また、1種類の入力接続方法のみを使用してください。1
台目のモニターでXLR/TRS平衡入力を使用したら、2台目のモニターではRCA不平衡入力を使用しないでください。
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モニターのいずれかから音が出ることを確認してください。音が出ない場合、音の出ないモニターからの入力ケ
ーブルを、音の出るモニターのケーブルとつなぎ替えてみてください。これにより、音が出ない原因が、モニタ
ーであるか、ケーブルの断線か、それ以外の不具合であるかが判別できます。
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それでもモニターが動作しない場合は、購入された販売代理店に返送するか、KRK までご連絡になり、サービス
の方法についてご相談ください。
サブウーハーが急に動作しなくなった場合
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サブウーハーのレベルを下げるか、電源を切ってください。
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次のステップに進む前に、上記のトラブルシューティング・セクションの手順を繰り返してください。
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アンプの背面プレートが熱くなっているかどうか慎重にチェックしてください。モニターを最大出力で長時間動
作させ続けると、過熱し、保護回路によってシステムが一時的に停止することがあります。モニターには、交流