音質調整
高質スイッチによるクロスオーバーが、 スピーカーシステムの個性的な音質調整を実現します:
1. ツイーターレベル調整 (treble) (図 5A)
2. ミッ ドレンジレベル調整 (midrange) (図 5B)
それぞれのお好みに応じた適切なサウンド調整をおこなってください。 様々な再生空間のための基本的設
定として、 以下のスイッチポジションをお勧めします:
再生空間
防音設備のあまり
整っていない設備
通常の防音設備が
整っている設備
防音設備がよく
整っている設備
ツイーターでは最大35° までの旋回を可能とした 「スイベル」 技術が利用されています。 このため、 理想的な
音放射が実現し、 リスニングポジションに確実にあわせられます:
ステレオアンプへの接続
図 6 では、ステレオアンプへのスピーカー 接続方法を 図示しています。
修理を必要と しないためのア ドバイス
H E C O の ス ピ ー カ ー は す べ て 、 ト ー ン コ ント ロ ー ル が 中 央 の ポ ジ ション に 設 定 さ れ て い る
時、 つまりアンプのリニア再生状態の場合には、 最良の音質が出るように調整されています。 トーンコントロ
ールのつまみを大きく回すと、 低音および/または高温にかかるエネルギーが増加して、 ボリュームが高い
場合にはスピーカーが損傷することがあります。
ボックスの使用負荷よりもずっと高い出力パワーが出せるアンプをお持ちの場合は、 音量を無理に上げる
と、 非常にまれではありますが、 スピーカーが損傷する場合があります。
例
湿度の高い室内、硬い反射面、
タイル、大きなガラス面、家具
のあまり置かれていない室内
絨毯床、ガラス面の前にカーテ
ンがある、革製家具、通常の量
の家具が設置されている室内
絨毯床、クッション家具、厚
めのカーテン、たくさんの
家具が設置されている室内
スイッチポジシ ョン
„treble"
-3dB
0dB
+3dB
35
スイッチポジシ ョン
„midrange"
-3dB
0dB
0dB