JBL II Série Mode D'emploi page 26

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JBL Series (シリーズ) II サブウーフ
ァーをお選びいただき、誠にあり
がとうございます。これらのサブ
ウーファーは広範囲のカーオーデ
ィオ・アプリケーションに合うよ
うに設計されており、限られた車
のスペースで強化されたパワフル
な低音を作り出すために、幅広い
種類の筐体タイプで使用できます。
新しいサブウーファーから最高の
パフォーマンスを引き出すために
サブウーファーを、資格を持った
専門家に設置してもらうことを強
くお勧めいたします。この取扱説
明書は、これらのシリーズ・サブ
ウーファーの設置についての全般
的な説明が書いてありますが、本
書には筐体の構造の詳細、または
どんな車にでも対応できる正確な
設置方法は記載されていません。
必要な経験がないと感じる場合
は、自分で設置しようとせず、代
わりにJBL公認販売店に専門家によ
る設置オプションについて尋ねて
ください。
将来どちらも参照できるように、
このマニュアルと共に、領収書を
安全な場所に忘れずに保管してお
いてください。
警告
車内で大音量の音楽をかけると、
交通車両の音が聞こえず、聴力に
永久的な損傷を与える可能性があ
ります。ハイパワー・アンプと組
み合わせた場合、JBL
スピーカー
で実現できる最大ボリュームレベ
ルは広範なリスニングの安全レベ
ルを超えることがあります。運転
中はボリューム・レベルを下げて
使うことをお勧めします。JBL, Inc.
は難聴、肉体的損傷、本製品の使
用または誤用の結果としての所有
物の損傷に責任を負いません。
車内での低音再生
車内のリスニング・スペースの大
きさに応じて、80Hz以下の再生さ
れる低周波は、周波が低下するに
つれて、1オクターブ当たり12dB近
く増強されます。乗り物の伝達関
数(またはキャビン利得)として
知られているこの現象は、車のサ
ブウーファーの周波数特性を形成
するのに重要な役割を果たしてい
ます。
サブウーファー筐体タイプ
サブウーファーは適度なサイズの
密閉型筐体、通気筐体、組み立て
式のバンドパス筐体内で最高のパ
フォーマンスをするように設計さ
れています。Infinite(インフィニ
ット)バッフルの取り付けは可能
ですが、サブウーファーのサスペ
ンションを固定し、過偏位を防ぐ
ために空気の体積がなくなるので、
サブウーファーの機械的許容入力
は減少します。無限バッフルの取
り付けを選択される場合、RMS お
よびピーク許容電力定格が、この
取扱説明書の仕様に記載されてい
る数値の半分になるようにしてく
ださい。筐体を専用に置くための
貨物スペース、サブウーファーを
駆動させるために使用するパワー
SERIES (シリーズ) II サブウ
の大きさ、そしてリスニング習慣
に応じて筐体タイプを選択すべき
です。
密閉型筐体
密閉型筐体内部に閉じ込められた
空気は、サブウーファーが後方に
動く時圧縮され、前方に動く時は
希薄になります。どちらのケース
でも、ボックス内部と外部の空気
はサブウーファー・コーンを押し
たり引っ張ったりすることによっ
て釣り合おうとします。その結
果、開放された空気で作動する
サブウーファーに比べてサスペン
ションがより固くなります。これ
は、サブウーファー・コーンの低
域特性での動きがより固くなり、
物理的な過偏位からサブウーファ
ーを保護している状態を意味しま
すが、一定の音響出力を実現する
には他の設計よりもよりパワーが
必要です。
密閉型筐体のパフォーマンスの利点
• 車内のパフォーマンスでは、最
も均一で一般的な周波数特性を
備えています。
• 車内の周波数特性は、最も広い
帯域幅を備えています。(車内
で 使 用 可 能 な 低 周 波 数 特 性 は
20Hz 以下です。)
• 最適な密閉型筐体は常に、他の
タイプの最適な筐体よりも小型
です。
密閉型筐体のパフォーマンスの妥
協点
• 最適な密閉型筐体は、他のタイ
プの最適な筐体よりも全体的な
効率が低いのです。
• 最適な密閉型筐体内のサブウー
ファーは一定の音響出力を実現
するために、他のタイプの最適
な筐体よりもより大きなアンプ
出力を必要とします。
密閉型筐体の構造
密閉型筐体の構造は単純で、体積計
算の誤りを許容しますが、空気漏れ
は避けるべきです。筐体を組み立て
るには、中密度のファイバー・ボー
ド(MDF)を使用し、接着してねじ
を締め、シリコン・コルクで全接合
部を密閉してください。
推奨
密閉型筐体に入ったサブウーフ
ァーは精密な音楽再生とフラッ
トな周波数特性を好み、サブウ
ーファー筐体に割けるスペース
がより少なく、サブウーファー
の駆動に使える大容量のアンプ
出力をお持ちのオーディオ・フ
ァンにお勧めします。この取扱
説明書に表示された密閉型筐体
の設計は、低周波の伸びとフラ
ットな周波数特性の間の最高の
妥協点を表しています。
通気筐体
通気筐体は、調整された(増幅し
た)周波数より上の周波数では密
閉型筐体と同様に作動します。増
幅(通気孔によって決定される)
ーファー
時には、通気孔が大部分のサウン
ドを生み出します。通気孔内部で
空気が振動している間、サブウー
ファー・コーンはほぼ静止してい
ます。これにより、増幅時および
増幅値を超えた高いレベルの機械
的許容入力が実現しますが、増幅
値以下では機械的許容入力は低下
します。サブウーファー・コーン
およびボイス・コイルは増幅時に
はあまり動かないので、ボイス・
コイルの周りの空気の流れは最小
になり、増幅時には熱許容入力が
わずかに減少します。
通気筐体は、最低オクターブ(
40Hz未満)でのサウンド出力を犠
牲にして、40Hz〜60Hz の範囲でよ
り良い効率を実現しています。通
気筐体には、超低周波音フィルタ
ーの使用がお勧めです。シリーズ
・サブウーファーのための最適な
通気筐体は最適な密閉型筐体より
も大きいのです。
通気筐体のパフォーマンスの長所
• 最適な通気筐体は 40Hz〜60Hz の
範囲では、最適な密閉型筐体よ
りもより効率が良く、高出力に
なっています。
• 最適な通気筐体は最適な密閉型
筐体よりも優れた低音感覚を実
現します。
• 最適な通気筐体内のサブウーフ
ァーは、最適な密閉型筐体内よ
りも、一定の音響出力(筐体の
増幅周波数に至るまで)を実現
するためのアンプ出力をあまり
必要としません。
通気筐体のパフォーマンスの妥協点
• 最低オクターブ(40Hz 以下)で
の出力の低下。
• 筐体の増幅周波数以下の機械的
許容入力の低下筐体の増幅周波
数以下でサブウーファーのオー
バードライブの可能性を減らすた
めに、超低周波音電子フィルター
の使用を強くお勧めします。
• 最適な通気筐体は、常に最適
な密閉型筐体よりも大きくな
ります。
通気筐体の構造
通気筐体の構造は密閉型筐体の構造
より複雑です。筐体の体積とポート
の寸法は、サブウーファーの物理的
および電気機械的特性を備えた特別
な関係にあり、推奨される筐体の体
積とポートの特性は厳しく守る必要
があります。密閉型筐体と同様に、
中密度のファイバー・ボード(MDF)
を使用し、接着してねじを締め、シ
リコン・コルクで全接合部を密閉し
てください。
推奨
通気筐体に入ったサブウーファー
は強調された低音域レスポンスを
好み、サブウーファー筐体に割け
る貨物スペースが十分あり、サブ
ウーファーの駆動にあまりパワフ
ルでないアンプを使うオーディオ
・ファンにお勧めします。最適な
パフォーマンスを確実にするため
に、記載されている体積とポート
の寸法には正確に従わなくてはな
りません。
サブウーファーの取り付け
サブウーファーは筐体の外側から
取り付けるべきです。同梱の発泡
体の取り付けガスケットを使用し
て、確実にサブウーファーのフレ
ームと筐体の間の漏電を防止して
ください。
サブウーファーの接続
インピーダンスの設定
Series (シリーズ) II サブウーファー
は共に Selectable Smart Impedance™
(セレクタブル・スマート・イン
ピーダンス)。
(SSI) スイッチを特徴としておりま
す。この独自の機能により、スイ
ッチを切り替えてサブウーファー
のインピーダンスを または に設
定できます(下のイラストをご覧
ください)。これにより、どんな
状況でもサブウーファー・アンプ
からその性能を最大限に引き出す
ことができます。
設定はアンプ次第で、 設定
より最大 3dB までサブウーファー
の出力を増加させます。他の全て
の点では、パフォーマンスはまっ
たく同じです。接続されたアンプ
が で動作し、その
の電力定格
がサブウーファーの許容入力以内
である場合、SSI スイッチを に設
定すれば、最大出力を実現いたし
ます。
設定
設定
JP

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