この度は、
Goliath™ ベース ・ スピーカー・ エンクロージャーをお買い上げい
ただき、 ありがとうございます。 オリジナル版の
時としては画期的で今や業界標準となった、 真のフルレンジなベース ・レス
ポンスとツイーター・ ホーンを搭載した初のベース ・キャビネットででした。
SWR® では、 184 年以来、 ベースについて得てきた全てのノウハウを SWR の
製品ラインアップに投入してまいりました。 その結果、 ベーシスト自身の音
の聴こえ方自体に変革をもたらした機材をデザイン・製造している会社と
しての評価をいただいております。 今では、 ベースアンプ/スピーカー・ エ
ンクロージャー/コンボを問わず、 世界中のステージやレコーディング ・ ス
タジオで
SWR 製品を見ることができ、 ジャンルを問わず、 無数のレコーディ
ングでその音を聞くことができます。
重要
• スピーカー・ エンクロージャーに接続するアンプは、 必ず一つのみとして
ください。 アンプを二つ接続しても正しく作動しません。 アンプを二つ
接続すると、 故障の原因となります。
• 故障の原因となりますので、 アンプが規定する最低のインピーダンス負
荷を下回る組み合わせでスピーカーを接続することは、 絶対にしないで
ください。 「インピーダンス ・ ガイドライン」 をご参照ください。
• 機材への破損を防ぐため、 スピーカーを接続する際は、 必ずスピーカー
のパワー・ハンドリング許容量がアンプの出力パワーを上回るようにし
てください。
• スピーカーを接続する、 あるいは接続を外す際には、 必ずシステムの電
源を落としてから作業を行なってください。
• スピーカーの接続には、 必ず 18 ゲージ、 あるいはそれより重いゲージ (
、
ゲージ等) のスピーカーケーブルを使用してください。 楽器用のシ
16
14
ールド・ケーブルは使用できません。 楽器用のシールド・ケーブルを使用
すると、 スピーカーへのパワー供給が制限され、 ケーブルが過熱すること
があります。
• SWR では、 演奏中にはベース ・ スピーカー・ エンクロージャーのキャスタ
ーを外すことを推奨します。 床に近づけることによるカップリング効果
で、 低域レスポンスが向上します。
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Goliath™ Series IV
Goliath 4 x 10 は、 18 年当
セットアップとオペレーション
swrsound.com
Goliath ( Series IV ) スピーカー・ エンクロージャーは現代のパワフルなベー
ス ・ アンプ・システム用に設計されており、
ンジなトーンを維持しながら、
SWR で最大のパワー・ハンドリング能力を
備えています。 本マニュアルには、
ジャー全機種の仕様、 機能、 そして使用法が含まれています。 本マニュアル
はシンプルながらも多くの重要な情報が含まれておりますので、 製品を接
続して使用しはじめる前に、 必ずご一読ください。 この度は、
ッ プ ・ アッ プ」 していただき、 誠にありがとうございます。
インピーダンス ・ガイドライン
複数のスピーカーの組み合わせを特定のアンプリファイアーとの組み合わ
せで使用できるかを見極めるには、 スピーカーの組み合わせとアンプリフ
ァイアーそれぞれのインピーダンスを比較します。
ース ・ スピーカー・ エンクロージャーは、 他社製のほとんどの機種同様に、
パラレル (並列) にワイアリングされています。 ここでのガイドラインは、
パラレルのスピーカー接続である前提で解説を行ないます。
それらはアンプから同じパワーを得ます。 インピーダンスが異なる場合は、
低いインピーダンスのものがより多くのパワーを得ます。 例えば、
Ωのスピーカーを一緒に接続した場合、
8
ーのほぼ倍のパワーを得て、 より大きい音量となるかもしれません。 パワ
ー・ハンドリング能力の計算を行なう際、 そしてスピーカー・ エンクロージ
ャーの配置を検討する際には、 この点をご考慮ください。
SWR ならではのクリアでフルレ
Goliath ベース ・ スピーカー・ エンクロー
SWR に 「ステ
NOTe: 全ての SWR® 製ベ
この図は、 スピーカーを様々な組み合わ
せでパラレル接続した際の合計インピー
ダンス負荷を示します。 理想的には、 ア
ンプにスピーカーを接続する際に、 スピ
ーカーの合計インピーダンス負荷とアン
プの許容インピーダンスが一致するよう
にします。
許容範囲の最低インピーダ
ンスを下回ると、 アンプは過熱し、 破損
する可能性が極めて高くなります。 最低
インピーダンス以上で作動させると、 ア
ンプの最高出力が抑えられます。
異なるインピーダンスを持ったスピーカ
ーの組み合わせで、 同じ合計インピーダ
ンス負荷を得ることができます。 スピー
カー毎のインピーダンスが同じ場合は、
Ωのスピーカーは
Ωのスピーカ
4
8
Ωと
4