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使用方法
4.4
被験者の要件
–
最後にアルコールを摂取してから 15 分以上の待機時間を開けてください。 口
内にアルコールが残っていると、 高い測定値が出ます。 一部の食品、 香りの
強い飲料 ( フルーツジュースなど )、 アルコールを含むマウスウォッシュ、 オー
ラルスプレー、 生薬抽出液および錠剤の場合、 げっぷおよび嘔吐後も高い測
定値がでることがあります。 水またはノンアルコール飲料で口内洗浄を行って
も、 待機時間を省略することはできません。
–
測定前、 通常通りに落ち着いて呼吸してください。
4.5
測定の実施
注意
火傷の危険!
周囲温度が +70 ℃を越えると、 ハンドセットの表面が非常に熱くなる場合がありま
す。
► 周囲温度が +70 ℃を越えた時は、 ハンドセットに触れないでください。
被験者ごとに新しいマウスピースを使用してください。
衛生上の理由により、 マウスピースは少なくとも 90 日毎に交換してください。
4.5.1
本体の起動
● イグニッションキーをイグニッションロックに挿入し、 「イグニッション」 位置 ( エ
ンジンが始動する前の位置 ) に回します。 セルフテストが実行され、 スタンバイ
状態になるまでの段階が始まります。 テストの準備をします と表示されます。
● 信号音、 青い LED の点滅メッセージ テスト準備完了 吹いてください は、 本器
の測定準備が完了したことを示しています。
4.5.2
呼気テストを出す
1. ハンドセットをホルダーから取り出します。
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2. 必要に応じて、 新しいマウスピースを該当する開口部にセットします。 この時、
マウスピースのスプリングがハンドセットの溝の正しい位置にあることを確認しま
す (1)。
3. 信号音が鳴り続けている間に、 均等にマウスピースの中に息を吐きます。 息を
吐き始めると、 青色の LED は消灯します 。
4.5.2.1
不正行為からの保護 ( 吐く / 吸う )( オプション ) がオンになっている場合
● 信号音が鳴り続けている間、 均等にマウスピースの中に息を吐き続け、 その
後 ( 信号音が停止した後 ) 直ちに短い信号音が鳴るまでマウスピースから強く
息を吸い込みます。
● 呼気サンプルが正しい呼吸方法で出されなかった場合、 テストを繰り返してくだ
さい と表示されます。
● OK ボタンを押して確定します。
本体は、 改めて呼気サンプルを出すように要求します。
● 息を吐くのが強過ぎる、 または弱過ぎる場合、 該当するメッセージが表示され
ます。
● OK ボタンを押して確定します。
● 本体は、 改めて呼気サンプルを出すように要求します。
● 十分な呼気サンブルが出されると、 テスト OK または テスト NG というテスト結
果が表示されます。
4.5.3
テスト合格
測定された呼気アルコール濃度は、 設定された濃度値以下です。
● テスト OK が表示されて、 LED が緑色に点灯します。
● 車両の始動が許可され、 フリースタート時間 : と表示され、 タイムカウンターは
車両が始動できる時間を示します。
取扱説明書
1
®
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Dräger Interlock
7500 DVI