1.5 スマートボタン
マザーボードにはスマートボタンが 1 つ装備されています : BIOS フラッシュバックボタ
ンにより、 BIOS をフラッシュするこ とができます。
BIOS フラッシュバックボタン
(BIOS_FB1)
(p.3 参照)
ASRock BIOS Flashback 機能を使用すれば、 システムの電源を投入せずに、 CPU がなく てもなく ても
BIOS を更新できます。
BIOS Flashback 機能を使用する前に、 BitLocker と TPM が依存する暗号化またはセキュ
リティを一時停止してく ださい。 リカバリーキーがすでに保存されバックアップされてい
るこ とを確認してく ださい。 暗号化がアクティブであるとき、 リカバリーキーが欠落してい
る場合、 データは暗号化されたままになり、 システムはオペレーティ ングシステムで起動
しません。 BIOS を更新する前に fTPM を無効にするこ とを推奨します。 そう しないと、 予
期せぬ障害が発生する可能性があります。
次の手順に従って USB BIOS Flashback 機能を使用します。
1. ASRock のウェブサイ トから最新の BIOS ファイルをダウンロードします:http://www.asrock.com.
2. BIOS ファイルを USB フラッシュ ドライブにコピーします。 USB フラッシュ ドライブのファイルシステム
が FAT32 であるこ とを確認してく ださい。
3. BIOS ファイルを圧縮ファイルから抽出します。
4. ファイル名を 「creative.rom」 に変更して、 X: USB フラッシュ ドライブのルートディ レク トリに保存します。
5. 24 ピン電源コネクタをマザーボードに接続します。 次に、 電源供給装置の AC スイッチをオンにしま
す。
* システムの電源を投入する必要はありません。
6. 次に、 USB ドライブを USB BIOS Flashback ポートに接続します。
7. BIOS Flashback スイッチを約 3 秒間押し続けます。 LED が点滅し始めます。
8. LED が点滅しなくなるまで待ちます。 BIOS のフラッシングが完了すると LED が点滅しなくなります。
* LED ライ トが緑色に点灯する場合は、 BIOS Flashback が正しく動作していないこ とを意味します。
USB ドライブが USB BIOS Flashback ポートに接続されているこ とを確認してく ださい。
** LED がまったく点灯しない場合は、 システムの電源を切り、 マザーボードから CMOS バッテリーを
数分間取り外します。 電源とバッテリーを再接続して、 再試行してく ださい。
160
BIOS フラッシュバックスイッチ
により、 BIOS をフラッシュする
こ とができます。
USB BIOS Flashback ポート