4.7.2 アラーム
アラームが作動すると、 アラーム内容に応じた画面表示、 視覚
アラーム、 バイブレーションアラーム、 音響アラーム (設定が有
効になっている場合) が作動します。 詳細は以下を参照して下さ
い : 「アラーム設定 (工場出荷時設定)」 , ページ 201
アラームの確認解除手順 :
を選択します。
1.
4.7.3 特別状態
特別状態中は、 動作信号が無効になります。 特別状態は、 以
下の視覚信号により表示されます :
– 黄 LED の点滅 - 暖機運転 1 による特別状態
– 黄 LED の常時点灯 - その他の特別状態
特別状態中は、 アラームが一切作動しません。
例外 : 測定モードで校正用アダプタが取り付けられている場合。
この場合は、 測定ガスがセンサに到達している限り、 アラーム
が作動を続けます。
特別状態を解除するには、 潜在的なエラーを除去するか、 エ
ラーのないガス検知警報器の場合は、 通常の測定モードに変更
するか、 または約 1 分後に自動的に解除されます。
警告
不正確な測定の危険!
校正用アダプタを取り付けると、 ガスのセンサへの拡散が妨げら
れます。 そのため、 正確な測定値とアラーム作動は保証されま
せん。
► センサへ意図的にガスを流す必要があります ( 例 : 校正ガス
と流量 0.5L/ 分のレギュレータを使用 )。
4.7.4 ブロックアラーム
ブロックアラームは、 CatEx センサを保護するためのものです。
CatEx チャンネルで測定範囲を大きく超過すると ( 可燃性物質の
濃度が非常に高くなると )、 ブロックアラームが作動します。
CatEx のブロックアラームは、 ガス検知警報器の電源を一度切
り、 新鮮な空気環境下で再び電源を入れることで解除できます。
A2 アラームが作動し、 CC ビジョンで電源オフモードが 「A2 ア
ラーム時は、 電源オフを禁止」 に設定されているためにガス検
知警報器の電源をオフにできない場合は、 電源ユニットを抜く
か、 ガス検知警報器を充電器に挿入して自動的に電源を切って
ください。
詳細については、 テクニカルマニュアルを参照してください。
4.7.5 (アプリケーション) 最大値の消去
1. 測定モードで
を選択します。
2. 使用最大値の削除 を選択し、 確認メッセージを確定します。
機能をクイックメニューで有効にする必要があります。 この機
能はメニューから開くこともできます。
クイックメニューの表示
4.8
PC ソフトウェア Dräger CC-Vision を使用して、 頻繁に使用する
機能を 6 個までクイックメニューに保存できます。
®
|
取扱説明書
X-am
3500
以下は、 初期設定の機能になります :
– 検知器情報
– ナイトモード
– シフト最大値
– 適用最大値
– 適用最大値を消去
– メッセージ
クイックメニューの表示手順 :
1. 測定モードで
を選択します。
2. 目的の機能を選択 ・ 確定します。
情報の表示
4.9
1. 測定モードで
> 情報 を選択します。
以下の項目が選択可能です :
項目
メッセージ
機器情報
ガス統計データ
操作方法
説明
未解決の警告やエラーが表示
されます。 メッセージと解決方
法の説明については、 技術ハ
ンドブックを参照してください。
デバイス情報および
Bluetooth® モジュールに関す
る情報 (オプション、 X-am
8000 のみ) が表示されます
(MAC アドレス、 シリアルナン
バー、 ファームウェアバージョ
ンなど)。
以下の統計データが確認でき
ます :
– シフト最大値 を選択する
と、 全てのガスのばく露最
大値が表示されます。
– 使用最大値 を選択すると、
全てのガスの使用最大値
が表示されます。
– TWA 値 を選択すると、 利
用可能な全てのガスの
TWA 値が表示されます。
– STEL 値 を選択すると、
利用可能な全てのガスの
STEL 値が表示されます。
|
ja
193