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図 1
図 5
このたびは ZEISS VICTORY
SF 双眼鏡をお買い上げいただきまして、誠にあり
®
がとうございます。卓越した明るさと微細な細部までもを再現する自然に忠
実な画像の心を打つ体験を満喫してください。
ZEISS ブランドの製品は、優れた光学性能、精密な可能と耐久性を特長としま
す。本製品を最大限に活かし、長い年月に渡ってご利用いただだくために、以
下のお取り扱い上の注意点にお気をつけください。
安全に関する注意事項
ご注意
• 眼 に重傷を負う危険がありますので、絶対に双眼鏡で太陽やレーザー光源を
見ないようにしてください。
• 直 射日光にあたったり、寒所に置かれていた直後に、金属表面を素手で触ら
ないようご注意ください。
• 取 り外し可能な外部パーツはお子様の手に渡らないようにご注意ください(
誤飲の危険)。
• 保 護キャップなしで長時間日光に晒さないでください。レンズと接眼レンズ
は、日光を収れんするため、発火したり内部パーツを破壊したりする危険が
あります。
• 落 としたり、ぶつけたり、強い衝撃を与えないようご注意ください。
• 修 理は、認定を受けた業者または Carl Zeiss Sports Optics GmbH の社員にの
みお任せください。認定を受けていない業者による修理、または製品の不適
切な解体を行った場合には、保証は無効になります。
納品内容
ZEISS VICTORY SF 双眼鏡
製品
発注番号
納品内容
双眼鏡
8 x 42
52 42 23
接眼レンズ保護カバー
対物レンズ保護カバー
10 x 42
52 42 24
対物レンズ保護カバー固定用ベルト
キャリングストラップ
8 x 32
52 32 24
キャリングストラップ付きキャリングケース
レンズ用クロス
10 x 32
52 32 25
クイックガイド
図 2
図 6
ご使用上の注意
アイカップの設定、メガネを使用した/使用しない観察
メガネをかけずに観察する場合には、アイカップが引き出された状態でデバイ
スをご利用ください。アイカップ (図 4) は左回り(反時計回り)にまわすと、上
向きまたは最上部ストップ位置まで引き出せます (表示 A)。
アイカップは、上下そして 2 つの中間位置の計 4 つの位置でロックできます。
この調整オプションにより、射出瞳(接眼レンズ)に対する目の距離をユーザー
ごとに個別に調整できます。
ご注意:アイカップを緩めるには、アイカップを引き出した状態で、外れる
までさらに左に回します。これは意図的にそのように設計されています(「ア
イカップの清掃」を参照)。右に回すと、再び各ロック位置に到達します。
メガネを使用して観察する場合は、アイカップを右に回して(時計回り)下向き
にし、最も低い位置とします (表示 B)。
アイカップのお手入れと交換
アイカップは、交換や清掃のために双眼鏡から完全に取り外すことができま
す。アイカップを図 4 のように最上部のロック位置に来るまで回し、アイカッ
プが完全に外れるまでさらに同じ回転方向に回します。
アイカップの清掃または交換後、アイカップを右回り(時計回り)に回し、接眼
レンズに完全にねじ込みます(メガネ着用者のための設定も参照)。軽く右回り
に押すことで、アイカップのネジ山が最も低い位置でロックされます。その
後、通常どおり、ロック位置を使用して眼と接眼レンズとの間隔を調整でき
ます。
両眼の間隔を調整します(瞳孔間隔)
望遠鏡の 2 つの半分を中心軸で折り曲げ、2 つの接眼レンズ間の距離を眼の間
隔に合わせます。このようにして、使用者の眼に最適な視野を実現できます。
双眼鏡を通して両目で観察し、円形の画像が見える場合、両眼の間隔が最適
な状態となります。
ピントを調整する
双眼鏡には、ピントリング (図 1 / 4) と視度補正リング (図 1 / 3) が装備され
ています。視度補正を調整するには、右目を閉じ、ピントリング (図 1 / 4) を
使用して望遠鏡の左半分の画像のピントを合わせます。その後、左目を閉じ、
必要に応じて、視度補正 (図 1 / 3) で双眼鏡の右半分の画像のピントを調整し
ます。
視度調整には、「+」と「-」マークのある目盛り、そして基準点が付いてい
ます。自分に合った設定を覚えておけば、どのような双眼鏡でも視度補正を
迅速に設定できます。
図 3
パーツの名称
1. アイカップ
2. キャリングストラップ用ループ
3. 視度補正
4. ピントリング
図 4
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