ZEISS
4.1.2
「既存の無線LANに接続」モード
このモードでは、Stemi 305 cam は、パスワードの入力後、既存の無線LAN に接続されます (ユーザ
ーが選択できます)。
これには、もう一つの Stemi 305 cam または個別の無線LANルーターを用意できます。
複数の Stemi 305 cam および1台以上の iPad を同じ無線LANに接続すると、Labscope / Matscope
アプリでは、接続されている全顕微鏡のライブ画像がサブネイルビューで表示されます。サブネイル
ビューをクリックすることにより、素早く、かつ快適に該当する Stemi 305 cam に切り替え、ライ
ブ画像をフルサイズで観察し、画像またはビデオを撮影することができます。
Stemi 305 cam のいずれかの無線LANを使用すると、約3台の顕微鏡と3台のiPadをライブストリーム
が遅れることなく、相互に接続することができます。
N300 クラスの外部無線LAN経由で、10台の顕微鏡と10台の iPad が問題なく使用可能です。追加の
(ケーブルで接続された) 無線LANアクセスポイントを使用すると、無線LANはさらに拡大されます。
それにより、多くの顕微鏡 / iPad を使用したシナリオも一つの教室で実現することが可能です。
4.2
内部カメラの無線LANモード (Wi-Fi)の設定
Stemi 305 cam の無線LANモードは、設定ウェブサイト (Configure Microscope) を使って次のよう
に変更することができます。
前提条件
− Stemi 305 cam がオンになっており、青色のステータス LED (図 3/1 を参照) が常時点灯して
いること。
− 顕微鏡の下にある対象が事前に正しく照らされ、はっきりと焦点が合わされていること。
− iPad がオンになっており、Stemi 305 cam の無線LAN ネットワークが接続されていること (第
4.1 章を参照)。
•
iPad で Labscope または Matscope アプリを起動します。アプリは Stemi 305 cam を自動的に
認識し、ライブ画像がサブネイルビューで表示されます。
•
サブネイルの右下にあるギヤホイール
きます (図 5/1 を参照)。
•
画面左枠のスクロールバーで、顕微鏡「Stemi 305 cam」を選択します。
10
WI-FI付き内蔵カメラの操作
内部カメラの無線LANモード (Wi-Fi)の設定
にタッチします。Labscope/Matscope の設定画面が開
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双眼実体顕微鏡
Stemi 305 cam
2016年6月